
現在、全国に流通するそば粉の80%は中国、アメリカ、カナダなどからの輸入品です。価格は、国産そば粉の約5分の1ということもあり、シェアはますます拡大しています。
都市と農山漁村との交流によって地域おこし活動を展開しているNPO法人ふるさと往来クラブ(内閣府認証)では、国産そばの振興を通して地域おこしを目指すため、「銘柄十割そば」という地産地消の地域ブランドを立ち上げ、そばと地酒のアンテナショップ「そば酒房・福島」を中心に十割そばの普及につとめています。
蕎麦へのこだわり

そば粉は、機械と手打ちによって毎日製麺し、さまざまな地域の銘柄十割そばを提供しています。現在は全国50のそば産地、80の蔵元から地粉や地酒を取り寄せています。おかげで熱心なそばファンが増え、そばの老舗店が集まる神田の中でも際立つ存在に成長しました。
NPO法人ふるさと往来クラブについて

アンテナショップを運営しているNPO法人ふるさと往来クラブは1988年に設立し、さまざまな交流活動、地域活性化の支援を行ってきました。当初から「福島県」を地域おこしのモデル地域としてさまざまな社会実験を展開してきました。これが店名の由来になっています。
現在では、福島県だけでなくさまざまな地域のふるさと産品、地酒、銘柄十割そばを扱っています。